めっきり秋の気配がしてきましたね。
店先にに並ぶ果物も、すっかり秋が旬のものになりましたね。
りんごが好きな家族のために、
美味しいりんごの見分け方を勉強しましたのでご紹介します。
気にしてみると確かに違いがあるのですよね。
せっかくですから、覚えておいしく頂きましょう。
見るべきところは三ヶ所
・ツル
・色
・表面
1)ツルの太
まず確認するべきは、りんごのツルの状態です。
りんごのツルは実と枝を結ぶ部分で、栄養供給の要となります。
太くしっかりとしたツルは多くの栄養を果肉に送り、
おいしいりんごを育ててくれるわけです。
太く張りのあるツルであるかよく見ましょう。
(2)色
りんごの色も、美味しさを判断する一つです。
赤いりんごを選ぶ場合、全体が赤く色づいているか確認しましょう。
ツルの反対側も赤くなっているものが良いですが、
赤くなっていない場合は、地色が黄色いものを選びましょう。
緑色ではなくて黄色ですよ。
特に無袋栽培のりんごは太陽の光をたくさん受けて成長しているので、
甘味がつよくなります。
サンふじ、さんつがる等、“サン(太陽)”が付くものは無袋栽培の名称です。
(3)表面の手触り
表面が少しボコボコしているリンゴを見た事があるでしょうか。
このリンゴは蜜入りリンゴで、持ってみると重く感じます。
ボコボコしているのはは【いぼり】と言われ、
美味しいりんごの代表的な特徴です。
これらのりんごは一部の枝にしかならないそうで、
たくさん出来るものではないとの事ですので、
見つけたらぜひ食べてみてください。
外にも重みを感じるりんごや、ツル元のくぼみが深く変形がないものも、
美味しいりんごを見分ける基本です。
ただ、美味しく完熟したりんごとはいえ、
保存中に蜜が減ってしまいますから
とにかく早く食べましょう。
りんごはビタミンC、カリウム、ポリフェノールなどの栄養成分が豊富ですから、
健康のためにも、
ぜひ美味しいうちに無駄なく食べきりましょう。
保存方法
りんごはそのまま常温保存すると
早い段階で、果肉に張りがなくなってスカスカした感じになり、味も劣ってきます。
俗に言うボケたという状態です。
美味しく完熟したものであれば
尚更ボケは早くなります。
買ってきて、その日のうちに食べきれない場合は
上手に保存しましょう。
一つ一つを新聞紙などで包んで、
冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
少し手間はかかりますが、
一つづつ包んで下さいね。
たくさんありすぎるとか、
もっと長く日持ちさせたい場合は
〚冷凍保存〛をしましょう。
こちらはもっと手間がかかりますが、
1ヶ月くらいは美味しく食べられます。
・りんごの皮を向いて芯を取り8等分に切ります
・一つ一つラップで包みます
・冷凍保存用の袋に入れます
保存袋に入れるときは、
出来るだけ空気を抜いて密閉させてください。
食べるときは半解凍が美味しく食べられます。
溶かし過ぎると水っぽくなり過ぎるので気をつけてください。
冷凍のまま煮てジャムにしたり、
半解凍の状態でお菓子つくりに利用したりと
食べきれなかったらそんなことにも使うことが出来ます。
りんごはこれからの時期、幾種類も出回ってきますから、
楽しくおいしく頂きましょう。
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