焼きまんじゅうは群馬のソウルフード

こんにちは、福です。

群馬県では知らない人はいない名物、県民のソウルフード『焼きまんじゅう』知ってますか?

バンズのような餡の入っていない白身のすまんじゅうを4つ、
長い串にさして甘味噌を塗りながら炭火で焼き上げるものです。
焼き上がりにもう一度甘味噌を塗って出してくれます。

口の周りは味噌だれで汚れてしまいますけど、それをペロッとなめるのがいいんですよね。

お店によってまんじゅうも、ぱさぱさ系の物としっとり系の物と違いがあります。
甘味噌も若干の違いがあります。
甘めの物だったり、しょっぱい系の物だったり、少し香ばしい物だったりと、
お気に入りを探すのも楽しいものです。

焼きまんじゅうランキングとかあるようですが、確かにそういったお店は美味しいと思います。

ただ、焼きまんじゅうって結構小さい町でも
提供しているお店はあったりするポピュラーな食べ物なので、
出掛けた先の地域にあるお店でぜひ食べてみてください。

「群馬に来たなぁ」と思っていただけると思います。

店舗以外で

県内のスーパーマーケットの玄関先などにも、移動販売車で焼きまんじゅう屋さんが出ていることも多々ありますよ。私が出先で買ったものは一本130円でした。

昼時ということもあってか、買い物終わりのお客さんが並んでいました。

買い物前に注文しておく人も多くいるようで、出来上がりを待つ間に

何人ものお客さんが後からきて先に買って帰っていきました。

お持ち帰りになる場合は、パックに入れるときに串を抜いてくれるお店もあります。

串を持ってかぶりつく醍醐味はなくなりますが、食べやすいかと思います。

お祭りの露天商でも焼きまんじゅうは出ています。

串を持って食べながら、祭り散策を楽しみます。

関東地方のお祭りなどには『上州焼きまんじゅう』というのぼりで出店されることもこともあるようです。

名物に旨い物なしと耳にすることもありますが、

まず食べてみないと分かりませんので、ぜひ一度食べて判定してみて下さい。

歴史

幕末に前橋で発症したとの説が有力と言われているようです。

伊勢崎市や沼田市との見解もあるようですが。

酒を造っていた時の副産物ということで、わざわざ販売のために開発されたものでもないようです。

うどん県と呼ばれる所以の粉もん文化の群馬では自宅で酒まんじゅうを作る事も多かったらしく、

そこから発展したとも言われているようです。

でも不思議なことに、それほど群馬の名物になったのに県境を越え隣国には及ばなかったのですね。

名物と言われるものは色々ありますが、長い年月の中で伝統を守りつつも

新しい味や、形など進化する部分もあったりするものですが、

この焼きまんじゅうに関してはなかなか新種の話は聞いたことがありません。

中に餡子が入っているものを見かけることはありますが、その程度です。

なかには変わり種を提供しているお店もあるようですが、

長い歴史と群馬、いえ上州を感じるならやはり味噌味の焼きまんじゅうを召し上がってください。